GDシリーズ
レオ・シロタ教授を讃えて(3CD)
監修/解説:クリストファ・N・野澤
GD-2009/11(3CD)/税込価格 ¥ 8100
収録曲
DISC1:東京告別演奏会(東京日比谷公会堂 1963年12月3日)
スカルラッティ:パストラーレとカプリッチョ、ソナタより(タウジヒ編)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ18番 変ホ長調
シューベルト:ピアノ・ソナタ16番 イ短調

DISC2:東京告別演奏会(東京日比谷公会堂 1963年12月3日)
ホセ・アントニオ:前奏曲
ストラヴィンスキー:ワルツとポルカ
バーバー:エクスカージョン 4番
山田耕筰:「荒城の月」を主題とする変奏曲
ショパン:夜想曲 5番 嬰ヘ長調/練習曲 ハ短調
リスト:ハンガリー狂詩曲 6番

《日本コロンビアSP盤より》
山田耕筰:彼と彼女/主題と変奏(母に捧ぐる変奏曲)
ショパン:練習曲 変ト長調、黒鍵/練習曲 変ト長調、蝶々/円舞曲 変ニ長調(ローゼンタール編)
リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行
スカルラッティ:カプリッチョ、ソナタ(タウジヒ編)

《イギリス ホモコードSP盤より》
リスト:ラ・カンパネラ
ヘンデル:調子のよいかじ屋、ハープシコード組曲5番より
グリンカ:ひばり(バラキノフ編)

DISC3:《1940年代録音》
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカより、3つの情景
シューマン:交響的練習曲
ショパン:夜想曲13番ハ短調/マズルカ35番ハ短調/バラード4番ヘ短調/3つの新しい練習曲
解説
レオ・シロタはロシア生まれのユダヤ人ピアニスト。少年時代、パデレフスキーに才能を認められウィーンへ留学。ブゾーニに師事し大きな影響を受けたシロタは、ブゾーニ派ピアニストへと成長する。ウィーンを拠点にヨーロッパで活躍し、若手ピアニストとして名声を博した。その演奏スタイルはヴィルテュオーゾ・タイプと評された。シベリアを横断し、1928年初来日。山田耕筰と親交を深める。1931年、東京音楽学校教授に就任し、教育面でもすぐれた才能を発揮した。多くの才能を育み、園田高弘も弟子の一人であった。1944年敗戦が濃厚になった頃、軽井沢に軟禁状態になり苦しい生活を強いられる。戦後アメリカに移住。後進の指導に当たり、またリサイタルや放送の活動も続けた。1963年再来日し、シロタの最後の演奏会が開催された。
DISC2「東京告別演奏会」&DISC3「1940年代録音」は初CD化
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