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DISC1:東京告別演奏会(東京日比谷公会堂 1963年12月3日) スカルラッティ:パストラーレとカプリッチョ、ソナタより(タウジヒ編) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ18番 変ホ長調 シューベルト:ピアノ・ソナタ16番 イ短調 DISC2:東京告別演奏会(東京日比谷公会堂 1963年12月3日) ホセ・アントニオ:前奏曲 ストラヴィンスキー:ワルツとポルカ バーバー:エクスカージョン 4番 山田耕筰:「荒城の月」を主題とする変奏曲 ショパン:夜想曲 5番 嬰ヘ長調/練習曲 ハ短調 リスト:ハンガリー狂詩曲 6番 《日本コロンビアSP盤より》 山田耕筰:彼と彼女/主題と変奏(母に捧ぐる変奏曲) ショパン:練習曲 変ト長調、黒鍵/練習曲 変ト長調、蝶々/円舞曲 変ニ長調(ローゼンタール編) リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行 スカルラッティ:カプリッチョ、ソナタ(タウジヒ編) 《イギリス ホモコードSP盤より》 リスト:ラ・カンパネラ ヘンデル:調子のよいかじ屋、ハープシコード組曲5番より グリンカ:ひばり(バラキノフ編) DISC3:《1940年代録音》 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカより、3つの情景 シューマン:交響的練習曲 ショパン:夜想曲13番ハ短調/マズルカ35番ハ短調/バラード4番ヘ短調/3つの新しい練習曲 |
レオ・シロタはロシア生まれのユダヤ人ピアニスト。少年時代、パデレフスキーに才能を認められウィーンへ留学。ブゾーニに師事し大きな影響を受けたシロタは、ブゾーニ派ピアニストへと成長する。ウィーンを拠点にヨーロッパで活躍し、若手ピアニストとして名声を博した。その演奏スタイルはヴィルテュオーゾ・タイプと評された。シベリアを横断し、1928年初来日。山田耕筰と親交を深める。1931年、東京音楽学校教授に就任し、教育面でもすぐれた才能を発揮した。多くの才能を育み、園田高弘も弟子の一人であった。1944年敗戦が濃厚になった頃、軽井沢に軟禁状態になり苦しい生活を強いられる。戦後アメリカに移住。後進の指導に当たり、またリサイタルや放送の活動も続けた。1963年再来日し、シロタの最後の演奏会が開催された。 DISC2「東京告別演奏会」&DISC3「1940年代録音」は初CD化 |