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モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376* ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305* ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216+ ヴァイオリン協奏曲 第7(6)番 変ホ長調 K.268+ クリスチャン・フェラス(Vn) ピエール・バルビゼ(P)* ミュンヒンガー指揮+/シュトゥットガルト室内管+ |
フェラスのレパートリーはたいへん広く、モーツァルト、ベートーヴェンに始まり名演と呼ばれている「ショーソンのVn、Pf、S.Qのための協奏曲」を含めた近代・現代曲に至るまで、様々な楽曲をレコーディングしている。彼の感性が日本で高く評価されていないことは謎であるが、今回のバルビゼとのソナタ、ミュンヒンガーとのコンチェルトを是非、聴いていただきたい。どちらもフェラスの温かい音色で実に詩的なモーツァルトになっている。ミュンンヒンガーのソフィスティケートされたバッキングとの相性もよく、K.216の第3楽章は特に美しい。彼の突然の死はあまりにも早かった。 |