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1. フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 マグダ・タリアフェロ(Pf) 2. アーン:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 D.スターンベルグ(Pf) 3. アーン:ロマンス イ長調 E.ロワソー(Pf) 4. クライスラー:ニッコロ・ポルポラの様式によるメヌエット 5. クライスラー:スラブ幻想曲 A.ラーミット(Pf) 6. フォーレ:子守歌 シャルル・ミンシュ(指揮) |
上田應輔氏愛聴盤。ソリアーノは女流ヴァイオリニスト中の異彩で、極めて洗練された音と美しい感覚を持ち、その演奏は繊細で、瀟洒で詩的である。パティから出ていたフォーレの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」でのタリアフェロ共演は特に名盤で、若い2人の演奏は完成度が高く総てが明瞭であり、フォーレの音楽を充分に楽しむことができる。また、日本ではあまり馴染みがないアーンのヴァイオリン・ソナタは、フォーレやラヴェルに通じる作風ながらも、淋しさや楽しさ幸福感、その独自の歌謡性は人を魅了する。 |