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グルック:「アルチェステ」序曲 1942/10/29録音 ベートーヴェン:「カヴァティーナ」 弦楽四重奏曲13番より、第5楽章 1940/10/15録音 ブルックナー:「アダージオ」 交響曲第7番 ホ長調より、第2楽章 1942/4/7録音 ベルリン・フィルハーモニー テレフンケンスタジオ(ベルリン) |
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このCDは、フルトヴェングラーがベルリン・フィルと共にテレフンケン・スタジオで録音されたたった3曲しかないテレフンケン録音の全記録である。話題にのぼることは少ないが、テレフンケン盤のフルトヴェングラーは、類例がないくらい質が高く不出来なものは一つもない。ロマンティックな演奏だがすこしも古くさくなく、今聴いても新鮮で、白い綿の上を踏むような弦楽器の音色は言いようがないほど美しい。この感覚を収録できたエンジニアは他のレーベルにはいない。自然光に包まれたような居心地良さは、鑑賞というより体験である。 |
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