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ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィオーリ:アダージョ マリア・テレジア・フォン・パラディス:シチリア舞曲 クリストフ・ヴィリバルト・グルック:メロディ フランツ・シューベルト:アヴェ・マリア ロベルト・シューマン:夕べの歌 フレデリック・フランソワ・ショパン:夜想曲嬰ハ短調 ロベルト・シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102 ピアノ: ミハエル・ラウハイゼン/ギュンター・ヴァイセンボルン 独Grammophon LPEM 19054 |
この1950年代の中頃にドイツ歌曲の名伴奏者として有名なラウハゼインとヴァイセンボルンとの録音は、マイナルディの数少ない小品集だが、最近はほとんど録音されなくなったグラツィオーリの「アダージョ」を含む選曲、そして「チェロのベルカント」とも評された澄んだ温か味のある音色と豊かなカンタービレがすばらしい演奏も、「音楽に奉仕するという信念に全人生を捧げてきた」と真摯な姿勢を貫いた名手ならではの非常に味わい深いアルバムである。(浅里公三解説より一部抜粋) |