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W.A.MOZART-FISCHER: Concerto for Cello and Orchestra in E flat (an arrangement of Mozart's Concerto for Horn and Orchestra No.3 in E flat K.447) モーツァルト:チェロ協奏曲 変ホ長調 (原曲:ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447) BOCCHERINI: Concerto for Cello and Orchestra in B flat ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調 Janos Starker, cello ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) Maximilian Pilzer, conductor マクシミリアン・ピルツァー(指揮) Castle Hill Festival Orchestra キャッスル・ヒル祝祭管弦楽団 Rec.1952年頃 Period Records SPL 579 --------------------------- ボーナス W.A.MOZART: Quartet No.21 in D K.575 "King of Prussia" No.1 モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575『プロシャ王 第1番』 Roth String Quartet ロート弦楽四重奏団 Feri Roth, 1st violin フェリ・ロート(第1ヴァイオリン) Jeno Antal, 2nd violin イェネー・アンタール(第2ヴァイオリン) Nicholas Harsanyi, Viola ニコラス・ハルシャーニ(ヴィオラ) Janos Starker, cello ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) Rec.1951年頃 MERCURY MG10133 |
このCDの2つの協奏曲は20世紀を代表する名チェリスト、ヤーノシュ・シュタルケルが渡米して間もないメトロポリタン歌劇場の首席奏者時代に米ピリオドに行った一連の録音の1枚であり、彼の初めての協奏曲録音だった。現在でもあまり知られていないモーツァルトのホルン協奏曲のチェロ版、またハンガリーのチェリストのカデンツァによるボッケリーニの協奏曲は、シュタルケルの初めての協奏曲録音という以上にいろいろと思い出深い録音だったようだが、LP初期の録音ながらチェロの音色もかなり鮮明であり、若き日の巨匠の至芸を知ることのできる貴重な録音でもある。 (浅里公三解説より) |